近況

混雑するキャンパスや自己中心的な歩き方をする人たちへのいら立ちが止まらないときや、明らかに見た目がおかしい(unique)人たちを見たときに言葉に出して反応してしまうときや、ミーティングや病院などなにかの説明を受けたあとに細かいことまで質問するようになったとき、自分のおばさん化を改めて実感するのですが、そこへきて気分転換だと思い大学の薬局へ立ち寄ったところ(薬局を気分転換だと思うところがまたおばさん化)、そこに薬をもらいにやってきた大学生が「2000年生まれ、キャサリン・ベストです(どや)」(薬をもらう際は、処方箋をもらっているという本人確認のために病院で待っている人々の前で毎回生年月日を叫ばなければいけないという迷惑なルールのせい)とか言っているのを聞いたときの衝撃は大きく、次に私が自分の生年月日を言う番ではなるべく周りに聞こえないようにモゴモゴ言っている自分にさらにおばさんを感じています。ちなみに私の学生たちはかなり空気が読め、私には絶対に年を聞いてはいけないと思っているらしく、中途半端に25歳ということになっているのです。
ティーチング(日本語初級)では基本的に英語で教え、学生からの英語での細かい質問事項にも英語で対応しなければならないため、今年度になってまさかの英語のスピーキング力が上がっていることを実感しながら、必修の音声学ではアメリカ人たちの中に入ると英語の音が一人だけ全然聞き分けられないということを実感し、まだまだ英語ができないなぁと思っている日々です。